捨てにくいもの

外出中にゴミが出た場合、捨てる場所はたいてい公共のゴミ箱だが、
少々”捨てにくいもの”というのものはあります。

私の場合のそれはテイクアウトのコーヒーカップ。

今はコンビニでボタン一つ押せば挽きたての美味しいコーヒーが飲める。

非常にありがたい話なのですが、時おりホットコーヒーが微妙に残ってしまい飲み干せない時がある。
アイスコーヒーの場合は氷だけ残って結露する、なおかつ若干コーヒー色の水が残るからホットよりもう少し厄介。

それをパーキングエリアやドライブインでゴミにする時に感じる微妙なストレス。

トイレで全て捨ててからゴミ箱に入れようか、いや、正直面倒だな。
と思いながらも、やはり飲み残しをゴミ箱に直接放り込むには少々気が引けるのでトイレで飲み残しを捨て、カップをゴミ箱捨てる。

やはり”捨てにくいもの”は捨てにくい。

そこで最近、私はタンブラーを使うことにしている。

今更ながらかもしれないが、今のコーヒーサイズに合う小さめのタンブラーは
なかなか気に入るものがなかった。

コンビニのコーヒマシンにセットして直接注ぐ、アイスコーヒーの場合は
カップから氷を映し、カップを捨てるが、結露せず、気持ちよく持ち運んだり車のホルダーに置ける。

店員さんにコーヒーをオーダーして「これに入れていいですか？」と、タンブラーを持って聞く際のちょっとした自己陶酔に似た充実感。

飲み残したら捨てて水で軽く洗えば新しく注げるし、何よりこぼれない構造は本当にありがたい。

ライフスタイルを変えるアイテム。いうほど大げさじゃないが、
少しのモヤモヤが一つのアイテムで解決されるというのは、
ライフスタイルを良くするという事かもしれない。

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