メナード美術館 舟越桂 2012

先週のお休み2日間を使って

名古屋へ美術館巡りしてきました。

1番の目的は以前からブログにも書いておりました

「舟越 桂展」!!

名古屋駅 → 名鉄バス 小牧市民病院北下車 から徒歩3分ですぐ！

3連休だったので名古屋駅は大混雑しておりました。。。

舟越さんの展覧会に行くのはこの日が初めてだったので

ポスターを見つけただけでテンションが上がりましたー!!

この展覧会で初となる新しい作品「月の降る森」、

メナード美術館所蔵の「長い休止符」を絶対絶対見たい！！と思い

やっと作品に会える！と楽しみにしていたのです。

以前雑誌や本で見た作品たちをこの目で触れることができたことに本当に感動して

展示室に足を踏み入れたときは感極まって涙がこぼれそうになりました（笑）

舟越さんの持つ作品の空気感に触れたことができた嬉しさ。

作品をやっと見ることが出来たというよりは

やっと会えた！！という気持ちに近いかも。

「長い休止符」

ずっとずっとこの目で見たい！！と思っていた作品のひとつ。

虚ろな表情で楽器を演奏している男性。

でもその腕には楽器は持っておらず、シルエットに楽器が映っているという

なんだか色んな思いがよぎる作品。

遠くを見つめているような、焦点の定まらない瞳

柔らかく、それでいて強い意志を持っているような

何も持たないようで実は沢山のことを抱えているんじゃないかと思わせる

誰もが持つ人間の心の闇のようなものを持っているような

そんなことを思わせてくれる作品たち。

ひとつひとつの作品をいろんな角度から見て、

暗いものや、せつないもの、優しさとか

沢山の言葉では言い表せないほどの思いが感じられました。

不思議な空間。

全ての作品は楠で作られていて、木肌のぬくもりや

美しさ、香りなど、温かみが感じられます。

そして舟越さんの作品にはひとつひとつに意味深な美しいタイトルが付けられていて

作品を見ながら沢山の想像がめぐります。そこまでの想像力はないんだけども（笑）

展示室をまわって、沢山の作品に触れて

基本的にはみんな無表情なのだけれど

虚ろな表情、悲しい、どこか諦めているような表情、微笑んでいるような表情と

なんとなく感じられるものも多くて、

嬉しいことも幸せと感じることも、辛いことも、抱えている問題も

ひとりひとりが当たり前だけど、違うってこと。

自分自身と向き合うことの大切さ。

相手のことを想う大切さ。当たり前だけど意識しなくちゃできないことが沢山ある中で

改めてその大切さに気付かされたような気がします。

本当に見に行ってよかったです！！

そして極めつけ！！舟越さんご本人とすれ違ったのです！！

って家族と友達に言ったら「お話した！！？？」と聞かれましたがしてません。。。

本当に一瞬見かけただけ。。。汗

かっこいい方でしたよー♪

そしてこの夜は名古屋と言えば！！！の手羽先を食べに行ってきました☆

2日目は豊田市美術館と、名古屋市美術館へ。

また更新しまーす♪

ではっっ