登山に帽子は必要?帽子の役割とポイント、おすすめのブランドをご紹介

2024年、今年こそ登山を始めてみよう!という方も沢山いらっしゃるんではないでしょうか。
今回は登山をより安全に、快適なものにするための必需品でもある「帽子」についてお話しします。

登山における帽子の必要性や役割、種類や選ぶポイントをまとめました。
おすすめのブランドやアイテムもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

1登山における帽子の必要性

1-1 紫外線対策になる

一般的に、紫外線量は標高が1000m高くなると約10%増加するとされています。
そのため、山の上では普段よりも強い紫外線をあびていることになります。

夏はもちろんですが、雪山に行かれる方は雪の照り返しでも焼けてしまいますので帽子は必需品。
私は雲一つない快晴の日に、雪道を1日中歩き、次の日顔が真っ赤になった経験があるので
頭皮や肌を守るためにも、必ず帽子を被って紫外線対策をしましょう。

1-2 暑さ・寒さ対策になる

帽子を被らずに直射日光にさらされた頭皮の温度は約40度まで上がります。
それが、帽子を被ることによって、頭の温度の上昇を9℃も抑えることができると言われています。

帽子をかぶって直射日光を防ぐことは、熱中対策にも効果的です。

また、冬山においては天候や時間によって、気温が氷点下(マイナス)となったり
温度変化が激しいため、身体だけでなく頭や耳もかなり冷えます。
そんな中、頭皮や耳などがむき出しの場合、体調不良や凍傷になったりする恐れもあるため
防寒対策として、必ず帽子は被りましょう。

1-3 頭部の保護をする役割がある

山では頭上から思わぬ落下物があったり、ちょっとつまずいた先に岩や枝があったりなど
思わぬ怪我をする可能性があります。
何も被っていないよりも帽子をかぶった方が安全性が向上します。

2帽子を被らなければどうなるか

2-1 日射しによる日焼け

2-1-1 紫外線による日焼けや肌のダメージが起こりやすくなる

頭皮に直射日光があたれば日焼けによるフケの増加、
その他にも白髪や薄毛の原因にもなります。

2-2 体温調整の難しさ

2-2-1 頭部が直接太陽光線にさらされ、体温の調整が難しくなる

強い日差しを浴びて体に熱がこもってしまい、
気がつくと熱中症になってしまうという可能性もあると言われています。
また、冬においても帽子を被らず、頭や耳が氷点下の寒さに長時間晒されることになると、
風邪をひいたり体調が悪くなるなど、健康にも悪影響を及ぼす可能性が高くなります。

2-3 頭部の保護不足

帽子を被らずにいると、登山中に岩や枝にぶつかるなどの怪我のリスクが高まります。

2-4 直射日光が目に当たり、眩しさや視界の制限が生じる

帽子は目を遮ることで、快適な視界を確保します。

2-5 虫やゴミなどによる不快な体験や感染症の可能性がある

帽子は虫や落ち葉、小さなゴミから頭部を守ります。
これにより、不快な体験や感染症の予防が期待できます。

3登山用の帽子の特徴

3-1 キャップ

3-1-1 風の影響を受けにくい

キャップは正面にだけツバがあるため、ハットに比べると風の影響を受けにくいのが特徴です。
稜線歩きなど、風が強く吹くシーンで帽子が飛ばされることも少なくはありません。
最近はアジャスターゴムなどで、しっかりサイズ調節できるものも増えてきているため、
頭にフィットするものを選ぶのがおすすめです。

3-1-2 デザイン性が高くおしゃれなものが多い

ヘルメットのインナーキャップとしても使える軽量素材のものや、
つばが短いタイプ、寒い冬でも暖かくかぶれる耳あて付きのフライトキャップなどもあり
お洒落なものが多いのもキャップの特徴です。

3-1-3 フードが被りやすく雨対策もしやすい


キャップは正面にだけツバがあるため、
被ったままレインウェアやアウターのフードを被れるというメリットがあります。
さらには、ヘルメットが必要なシーンでも、帽子を脱がずそのまま被れるものも多いため
キャップは本当に便利に被っていただけます。

3-2 キャップのデメリット

3-2-1 首や耳の保護が限られる

キャップはフロントにのみツバがあり、日差しから目を保護しながらも、
周囲の視界を確保しやすいところがメリット。
ただ、頭部や顔を覆う範囲が限られているため、首や耳を十分に保護することが難しいです。
夏場は紫外線、冬場では保温力に制限があることが難点。

3-3 キャップの弱点をカバーする対策

3-3-1 顔周りや首の後ろの紫外線対策は手ぬぐいとの併用がおすすめ

ツバが正面にしかない分、視界は広く確保できるのですが、
顔の横や首の後ろに日陰ができないため、紫外線が当たってしまいます。
日焼け・熱中症対策として、キャップの後ろにシェードを取り付けたり、
個人的には手ぬぐいを首に巻いたり、帽子の下に垂らしたりするのもおすすめです。
夏場は手ぬぐいを水に濡らして使えばクールダウンもできますよ。

3-3-2 冬場は耳元を守ってくれる耳付きキャップもおすすめ

冬場は耳付きのフライトキャップなどがおすすめ。
イヤーフラップを下ろせば耳や顔周りをしっかり防寒してくれます。
特に冬場の登山は風も冷たく、雪も降っていれば防寒対策は必須です。

3-3-3 コンパクトな耳当てなどでも代用可能

もしフライトキャップがなければ耳あてでも代用可能です。
帽子を被ったまま着用できるタイプも多く販売されています。

3-4 ハット

3-4-1 ツバが360度あり、全方位からの紫外線を防ぐことが出来る

360度つばがある「ハット」は、日よけ効果が抜群。
逆につばがしっかりとあることで視界が見えずらいと感じる人には、
つばが短めのものがおすすめ。紫外線が気になる場合はUVカット素材を選びましょう。
後頭部までツバがあるので顔だけでなく、首元の日焼けも防止してくれます。

3-4-2 あご紐がついたものを選べば風にも飛ばされにくい

山頂と山頂を結んで高く連なっている道(稜線)などでは、風の影響を直接受けます。
ハットはつばの面積が広いため、他の形状に比べて突風で飛ばされやすい点に要注意。
そんな時は、あご紐付きのタイプをかぶると安心です。

3-5 ハットのデメリット

3-5-1 レインウェアとの相性が悪い

帽子を被ったままレインウェアなどのフードが被れないため、
雨の際はいちいち脱がないといけないのが若干面倒なハット。

3-6 ハットの弱点をカバーする対策

3-6-1 ハットと傘の併用がおすすめ

最近ではよく見かけるようになってきた登山用の傘。
これなら突然の雨でもフードを被らずとも雨対策が可能。
晴雨兼用傘を持っていれば日差しが強い際にも使えて便利です。
ただ、強風時・雷発生時・狭い登山道や、岩場や鎖場など
両手が空いていなければならない箇所での使用はおすすめできません。

3-7 ニット

 

3-7-1 保温性に優れたものが多い

主な使用目的は、寒い冬の頭部の保温。
冬だけでなく、標高の高い夏山の朝晩などの防寒対策でも使えます。

強風でも吹き飛ばされにくく、上からフードも被りやすいため寒い季節は重宝します。
日差しが気になる人は、つば付きのニット帽がおすすめ。風を通しにくい素材を選んで、防寒対策をしましょう。

3-7-2 特におすすめするのがウール素材

ニット帽の主な素材は、ウール、ポリエステル、フリースなどがあります。
中でもウール素材は保温性が高く、防臭効果もあるのでおすすめです。

「日本衣服学会誌/衣生活とウールウール繊維構造」によれば、
ウール衣料の特徴について基本的性質,性能の段階に分けて図 1 にまとめて示しています。
ウール素材は,“風合いがよい” “着心地がよい” などの特長もあります。

3-7-3 防臭性にも優れた天然ウールを選べば臭いも気にならない

ウール素材は通気性があり、湿気を効果的に放出する特性があります。
これにより、湿気がたまりにくくなり、細菌やカビの発生を抑えることができます。

さらに、ウール繊維の表面は比較的滑らかになっており、
汚れや臭いの原因となる物質が付着しにくい構造をしています。
そのため、他の繊維よりも清潔を保ちやすく、臭いが発生しにくいと考えられています。
長時間歩く登山は、どんなに寒くても汗ばむもの。
汗をかけば臭いも気になりますよね、そういったときにウール素材のものを選べば気になりにくいです。
冬の登山ではウール素材をよく使用しています。

3-7-4 日常使いしやすいデザインが多い

登山で被る帽子の中でも、日常使いがしやすいのも特徴のひとつ。
そのため、いつものウェアもおしゃれにコーディネートが楽しめるというのも魅力です。

3-8 ニットのデメリット

3-8-1 通気性の制限がある

一部の厚手のニット帽は通気性が制限されるため、
長時間被っていると頭部が蒸れて不快感に繋がることもあります。

3-8-2 厚みがあり少しかさばる

他の帽子に比べると、比較的厚手であるため
多少重く感じてしまったり、収納時にかさばり感があるのが難点。

3-9 ニットの弱点をカバーする方法

3-9-1温度調節機能のある機能素材を選ぶ

天然のメリノウール素材は、吸湿速乾性に優れており、身体に触れる部分は常にサラッとドライに保てるので気化熱による身体からの熱を奪いにくく、体温を適温に保ちやすくなります。
こういったものを選べば蒸れにくく快適に登山を楽しむことが可能です。

3-9-2コンパクトなデザインのものを選ぶ

最近ではコンパクトタイプのビーニーなどもデザイン性に優れたものが多く出ているため
そういったものを選べば、かさばらず、持ち運びに便利です。

4登山用の帽子に必要な機能性

4-1 吸汗速乾性

4-1-1 汗による頭部の冷えを防ぐ

夏は吸水速乾性のよいものを。コットン素材は汗をかいても乾きにくいので、避けるのがベターです。
汗や雨などの水分を素早く吸収し、迅速に乾燥させる能力があります。これにより、頭部の湿気や不快感を軽減し、快適な状態を維持できます。
特にアウトドア活動やスポーツ中には、吸水速乾性がある帽子が頭部を清潔かつドライに保ち、快適な着用をサポートします。

4-1-2 蒸れを解消

吸水速乾性のある帽子は蒸れを軽減し、快適な状態を提供します。
これは、汗や湿気を素早く吸収し、迅速に乾燥させることで、頭部の湿度を低く保つからです。
蒸れが軽減されることで、頭皮や髪が快適な状態を維持しやすくなります。アウトドアでの活動や暑い環境での使用時に特に役立ちます。

4-2 撥水性

4-2-1 寒冷な状況で体温を保つ助けになる

撥水性のある帽子は、雨や湿気から頭部を保護し、快適な状態を維持するのに役立ちます。
雨や突然の気象変化に備えて、頭部が濡れることを防ぎ、寒冷な状況で体温を保つ助けになります。
また、撥水性があることで汚れがつきにくく、帽子が清潔な状態を保ちやすくなります。アウトドアでの使用や不測の天候への対応において、撥水性は重要な特徴となります。

4-2-1 ポリエステル・ナイロンの帽子は撥水性が高い

一般的に、ポリエステルやナイロンの帽子は撥水性が高い素材です。
これらの合成繊維は天然繊維よりも速乾性があり、水分を弾いたり迅速に排除する特性があります。
ただし、特定の帽子の撥水性は素材だけでなく、加工やコーティングにも依存します。防水性の製品や特殊なコーティングが施された帽子は、通常、より高い撥水性を備えています。

4-3 保温性

4-3-1 体の冷えを抑えて体力温存する

保温性が高い帽子は、寒冷な環境で体温を維持し、頭部を暖かく保つのに役立ちます。頭部は体温の放散が多い部位の一つであり、寒冷な気温では特に保温が必要です。
体温の多くは頭部から失われることが知られています。これは頭部に多くの血管が集中しており、血液循環が活発であるためです。特に寒い環境では、頭部からの熱損失が体温の低下を招きやすくなります。

4-3-2 低体温症になるリスクを回避できる

登山をする際に深刻なトラブルになってくるケガや病気。その中のひとつに”低体温症”というものがあります。
低体温症は、体温が通常よりも低下し、臨床的な症状が現れる状態です。この状態はさまざまな程度で発生し、軽度から深刻なものまであります。

新潟医療学会誌の「寒冷下におけるヒトの体温調節と運動時低体温症の発症メカニズム」によれば、
偶発性低体温症は、深部温のレベルにより
軽度(Ⅰ)、 中度(Ⅱ)、重度(Ⅲ, Ⅳ)に分類されるとされています。

-悪寒感や震え
低体温症の初期症状として、悪寒感や震えが現れます。これは身体が寒冷状態に対抗しようとしている反応です。
-筋肉の動作の低下
体温が低下すると、神経伝達や筋肉の動作が鈍くなり、協調性が低下します。これにより、運動能力や反射が損なわれる可能性があります。
-判断力や認識力の低下
低体温症が進むと、認識能力が低下し、判断力が鈍ります。深刻な場合、昏睡状態に陥ることもあります。
-心拍数や呼吸の減少
低体温症では心拍数や呼吸が減少し、重度の場合は心臓や呼吸器の機能が低下します。
-意識喪失や死亡
低体温症が極端に進むと、意識喪失や死亡のリスクが高まります。これは非常に深刻な状態で、速やかな治療が必要です。

標高が高い山では、真夏でも天気が崩れれば低体温症に陥ることもあるので、保温性を意識した十分な防寒対策や適切な服装が必要になってきます。

4-4 UVカット機能

4-4-1 UVカット率90%以上が理想

UVカット率が90%以上は理想的です。高いUVカット率を持つ帽子は、
紫外線から頭部や顔を守り、肌への日焼けや紫外線による損傷を軽減します。
特に長時間の屋外活動や日差しが強い状況では、高いUVカット率が重要です。
ただし、肌質や個々の快適性にも配慮し、自身のニーズに合ったUV対策を選ぶことが重要です。

4-5 あご紐

4-5-1 風に飛ばされにくい

顎紐がある帽子は、風や急な動きに対して帽子を確実に固定し、紛失を防ぐのに役立ちます。
特に風の強い状況では、顎紐が帽子を安定させ、飛ばされることなく快適に被ることが出来ます。

4-5-2 視界を確保しやすくなる

登山中は様々な動作が求められます。例えば、岩場を登ったり、登山道を歩いたりする際、頭部にしっかりと帽子を固定することで視界を確保しやすくなります。

 

5登山用の帽子を選ぶポイント

5-1 サイズが合うかどうか

5-1-1 頭にしっかりフィットするものを選ぶ

頭にしっかりとフィットする帽子は、動きや風によってずれにくく、安定感があります。

5-1-2 サイズ調整が出来るものを選ぶ

頭のサイズや個々の好みに合わせて調整できる機能があると、
帽子を自分の好みに合わせやすくなります。額の位置や頭の形に合わせて調整できれば、
より気持ち良いフィット感を得ることが出来ます。
長時間の着用が必要な活動や遠征中、フィット感が良く調整できる帽子は重宝しますよ。

5-2 素材

5-2-1 ポリエステルやナイロン素材が適している

ナイロン-
強度が高く、耐摩耗性に優れる。
軽量で速乾性がありますが、通気性はポリエステルに劣る場合がある。
弾力性があり、形状が維持されやすい。

ポリエステル-
速乾性が高く、汗や湿気に強い。
軽量で通気性が良い。
柔らかく快適な肌触り。
耐久性がありますが、ナイロンに比べると若干劣る可能性がある。

どちらが適しているかは、使用状況や個人の好みによります。
通気性が特に重要な場合はポリエステルが良い選択ですが、
強度や耐久性が求められる場合はナイロンが適しているかもしれません。
また、素材だけでなく加工やコーティングも重要な要素となります。

5-2-2 汗をよくかく夏場はコットン素材は向かない

夏場での汗をよくかく場面では、コットンは向かないことがあります。
コットンは吸水性が高いため、汗を吸収しやすい一方で速乾性が低いため、湿ったままの状態が続くことがあります。

この湿った状態が、摩擦によって肌を擦り傷つける可能性を増加させ、不快感や肌トラブルを引き起こすことがあります。
代わりに、速乾性があり通気性の高い素材(例: ポリエステルやナイロン)の衣料品を選ぶと、より快適に過ごせるでしょう。

5-3 色

5-3-1淡い・明るい色を選ぶのがベター

明るい色は視認性が向上し、救助や連絡がしやすくなります。
特に遭難時や不慮の事態に備えて、目立つ色の帽子が良いでしょう。
暑い環境では、淡い色や明るい色の帽子が日差しから頭部を守りやすくなります。

”衣料素材の紫外線カット性能”によれば、黒が一番紫外線を受けにくいのですが
濃い色の帽子は太陽光を吸収しやすく、暑さを感じやすいことがあります。
また、黒い色の帽子は虫を引き寄せるという言われているため、
心配な方は淡く、明るい色を選ぶのがおすすめです。

5-4 軽さ

軽量な帽子は装着時の負担が少なく、長時間の使用でも快適さを維持しやすいです。
携行性が向上します。バックパックやポケットに収納しやすいため、必要な時に手軽に使用できます。

6登山用帽子のブランド

6-1 モンベル

日本発祥のアウトドアブランドで他のアウトドアブランドに比べると
コスパも良く、初めて登山を始める方にもやさしいブランドかと思います。
品質も良く、最近ではデザインもお洒落になってきていて
若い方からご年配の方まで愛されるブランドです。
帽子の種類やサイズも大きいものがあったりと帽子サイズに悩まれる方にもおすすめ。
個人的にもよく足を運ぶアウトドアブランドです。

▶公式サイト
▶Amazon店
▶実店舗へ足を運びたい方:実店舗検索ページ

6-2 パタゴニア

パタゴニアは環境に対するコミットメントが強く、
持続可能性やフェアトレードなどの価値観を重視しています。
そのため、エコ志向の方にも多く支持されているアウトドアブランドです。
ブランドロゴがかわいく、目につくため機能性はもちろん
デザイン性の高いアイテムが多く取り扱われています。

▶公式サイト
▶実店舗へ足を運びたい方:実店舗検索ページ

6-3 リッジマウンテンギア

ここ最近、山でよく見かけるようになってきたガレージブランドのひとつ。
機能性も高く、登山にはもちろん普段のコーディネートにも取り入れやすいシンプルで
お洒落なデザインが魅力です。
私はInstagramで存在を知ったのですが、かわいいものが多くよくチェックしています。

▶公式サイト
▶リッジマウンテンギア取扱店舗

6-4 nakota

老若男女に被っていただきやすいシンプルなデザインと、
あらゆる頭のサイズにフィットするように縫製や素材などをこだわり
帽子作りを取り組んでいます。
普段使いはもちろん、登山などのアクティビティーにも耐えうる
耐久性、撥水性などを意識したものも多数ご用意しています。

▶公式サイト
▶楽天市場店
▶Yahoo!ショッピング店
▶Amazon店
▶nakota取扱店舗

※もし試着されたい商品がある場合は下記の連絡先へ
事前にメールまたはお電話でお問い合わせください。事務所にて商品をご用意してお待ちしております。

〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1丁目25-35 近商ビル2F
TEL:06-6444-1555
お問い合わせ : info@nakota.jp

7nakotaでおすすめの登山用帽子

7-1 メンズにおすすめの帽子

7-1-1 速乾性と耐久性に優れた「Nylon Denim activity cap」

ナイロンデニムという軽量でいて、耐久性に優れたキャップ。
撥水機能もあるため、突然の雨にも対応が可能。
ツバが少し長いので、紫外線からも守ってくれます。
トップの天ボタンもないため、レインウェアやヘルメットなども
ストレスなく被れるのも嬉しいポイント。

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7-1-2 リバーシブルで温度調整が可能「Reversible Umpire Cap」

毛足の短いフリース素材とロクヨンクロス生地をリバーシブルで楽しめるキャップ。
寒い時はフリース面を内側に、少し暑い時はロクヨンクロス面を内側に、、と
その時々の状況で被りかえることが出来ます。
サイズもアジャスターロープで簡単に調節ができるため、
フィット感にも優れています。

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nakota Reversible Umpire Cap ¥4,620-
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7-1-3 耐久性・撥水機能を持ち合わせた「60/40クロス bold hike hat」

2サイズで頭の大きな人にも対応可能なハット。
ツバも少し下がり気味で、しっかりと紫外線をカットしてくれます。
素材にはロクヨンクロス生地を使用しており、耐久性にも優れています。
また、軽撥水機能もあるため、急な雨や雪にも対応が可能。

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7-2 レディースにおすすめの帽子

7-2-1 丸いフォルムと短いツバがかわいい「60/40クロス BALL HIKE CAP」

ツバが短く、全体的にすっきりとしたシルエットで被れるキャップ。
素材にはロクヨンクロスを使用し、耐久性にも優れています。
特に軽量で持ち運び収納が出来るコンパクトさも魅力の一つ。
こちらも2サイズで頭の小さい・大きい人にも被っていただけます。

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7-2-2 頭周りを囲むデイジーチェーンがアウトドアを演出する
「Grograin Adventure Wide-Brim Hat」

ツバが長く、360度紫外線から守ってくれるサファリハット。
こちらは綿とナイロンによる混合素材となっていますが、裏地にはメッシュ素材を
使用しているため、通気性が良く快適な被り心地。
ゆったりとしたサイズ感で、男性・女性共に被っていただけます。
頭周りを囲むリボンは、デイジーチェーンに見立てたデザインになっており
普段アウトドアで登山やボルダリングなどを楽しむ方には馴染があるかと思います。
そんな少し無骨なデザインが私は気に入っています。
顎ひもも付き、風にも飛ばされにくいのが嬉しい。

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7-2-3 温度を調整してくれる「ウォッシャブル メリノウールニットキャップ」

「ウール」と聞けば冬・温かいと思われる方も多いと思いますが、
メリノウールは”夏は涼しく、冬に暖かい”超高機能素材。
さすがに真夏に被るのはおすすめしませんが、夏に差し掛かる前の春先、秋と
ロングシーズンで被れるのが嬉しい1枚です。
雪山シーズンにもぜひ被っていただきたいです。

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8登山用の帽子と併用して使ってほしいアイテム

8-1サングラス

8-1-1眩しい日差しから目を保護し、視界を確保します。

強い日差しから目を守り、雪や氷の反射光からも目を保護します。
実際、サングラスを使用せず雪山に行った際、目が真っ赤になってしまい数日目が痛くなった経験があります。UVカット機能があるサングラスを選ぶようにしましょう。

8-2ネックゲイター

8-2-1首元を紫外線や寒さから守ってくれます。

日差しから首を守り、寒冷な風からも保護します。
また、汗を吸収し、顔から汗が流れるのを防ぐこともできます。
鼻や耳まで覆ってくれる伸縮性に優れた薄手のタイプはオールシーズン使えて便利です。

8-2-2バンダナや手ぬぐいでも代用可能

手元にネックゲイターがなかったり、気に入るものがなかったなどの場合、
大判サイズのバンダナや手ぬぐいでも代用可能です。

8-4レインギア

8-4-1登山中は天候が急変することがあり、雨具は必須

天候の変わりやすい登山ではレインギアは必須です。
どんなに晴れ予想でも持ち物に加えておくようにしておけば安心です。

8-4-2防水ジャケット

軽量かつ防水・透湿性があるものを選びましょう。
激しい雨や雪から身を守ると同時に防寒対策にもなります。
ジャケットにはフードがついていると便利です。

8-4-3防水カバー

バックパックやリュックサックを保護するための防水カバーは準備しておくようにしましょう。
サイズに合わせて様々なブランドからカバーが販売されているので好みのものを事前に準備しておけば安心です。

8-4-4防水バッグ・ポーチ

防水素材でできた小型のバッグやポーチは、貴重品や予備の着替えなどを保護するのに役立ちます。
私はザックの中に入れていたワインをこぼしてしまい着替えを真っ赤に染めてしまった経験から、晴れていても着替えは必ず防水バッグに入れるようにしています。

8-4-5防水ケース

スマートフォンや地図、小さなアイテムを収納するための防水ケースがあります。
以前、大雨にあい持っていた地図の文字が薄れ見えなくなってしまった経験があります。
幸い、山小屋がすぐ近くにあったので無事でしたがケースに地図を入れておくと雨や水しぶきから守ってくれるため安心です。

8-5手袋

8-5-1寒い環境や岩場での保護のために重要

寒い環境や岩場での保護のために手袋は重要です。
岩場は滑りやすい箇所もあるため、素手だと危険な場面もあります。草が多い山道などは葉っぱや枝などで手を切ってしまうリスクもあるため手袋は必ず準備しましょう。
寒冷な環境での登山では手を保温する重要な役目があります。
防水・防風性があるものがおすすめです。

8-5-2冬以外は軍手でも代用可能

薄手の手袋など手元にない、忘れてしまったなどの場合は、
コンビニなどですぐ手に入る滑り止めのついた軍手でも代用可能です。

8-6日焼け止めクリーム

8-6-1肌を紫外線から保護するために重要

登山中は季節問わず紫外線が強くなるため、日焼け止めは必須。
顔や首など露出する部分に日焼け止めを塗ることで、肌を保護できます。

8-6-2クリームが苦手な方はミストやスプレータイプもおすすめ

最近ではスプレータイプのものも多いので
塗るのが面倒な方や、べたつくのが苦手な方はスプレータイプを選ぶのもおすすめ。
私は水タイプのミストが好きで持ち歩いています。
縦走など泊りの登山はお風呂に入れないことも多いので
ボディシートなどできちんと落ちるのが個人的には気に入っています。


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9まとめ

安全で快適な登山を、さらに楽しくするサポートをしてくれる「帽子」。
最近はお洒落なブランドも増えてきて、さらに選ぶ範囲が広がってきました。
登る山や、季節、その時々の気温などをチェックして自分にぴったりな帽子を選んで
登山を楽しんで下さいね!

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