それでもオーバースペックに憧れる

例えば小道具屋さんで大き目のサバイバルナイフを買ったとき、
例えば2つ目の野外用のガスバーナーを買ったとき、

「それ、いつ使うの？」

なんて聞かれて答えに窮してしまう事がある。

あーだーこーだと言い訳しても、自分でもいまいちいつ使うのかな？
と考えているのだ。

思えば子供のころから、川の小石や、杖や刀にちょうどいい枝
なんてものを集めるのに夢中になったこともある。

ネックウォーマー作りにもそんな性格はしっかり出ていて、
なかなか街の中で撥水素材や裏地のマイクロボアはそこまで必要ないかもしれない。

だけどそこには自分の中にくすぶる”こだわり”がある。

一時期はフリースのシンプルなネックウォーマーも製作していたんだけど、
やはり面白みが無くて辞めた。

今回、取り外しのボタンにプラスマジックテープが付いているのは、
手袋をつけながら使うのを想定して楽に止めてもらえるように。

そして、そのマジックテープは、ジャケットやセーターの”ダマ”が付かないよう
高密度のマジックテープに変更した。

マフラーやネックウォーマーをすでに持っていても、
「いや、これは違うんだよ」
って言い訳しやすいアイテムです。いや、そうだと思いたい。

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