スウェットの意味と歴史を深堀ってみた。

前回の【最近よく耳にする”イスラム帽”とは】は読んでくださいましたでしょうか?
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前回の【バケットハットが似合う頭の形と似合わない頭の形とは】は読んでくださいましたでしょうか? もしまだの方はこちらから…

こんにちは、nakotaに入社して約4ヶ月の本並です!
前回はイスラム帽について深堀ましたが、
今回は今や誰もが知っているスウェットについて深堀ってきました!
スウェットの歴史や、由来、トレーナーと呼ばれている理由などなど。
深堀ったことをお話いたします!

スウェットの歴史

スウェットの定義

まずスウェットとは、
綿をメリヤス編みにしたニット生地のことを指します。
メリヤス編みとは棒針編みの基本の編み方。表目と裏目を1段ずつ交互に編む編み方です。


出典:KNITLABOBLOG

そのため、表と裏で質感が異なり表面は編み目が細かく滑らか
裏面はタオル地のような質感や起毛感があり、伸縮性に優れているのが特徴的です。

いつでも着たくなるふわふわな着心地はここから来ていたんですね(^^)/

スウェットの起源

スウェットの起源は1920年初頭アメリカ
アメリカの名門、ラッセルアスレティックの創業者の息子ラッセル・ジュニアが、
当時ウール素材で作られていたフットボールシャツコットン素材に改良することを提案。
これを機に誕生した服が、スウェットの起源とされています!

なぜコットン素材にしたのか

なぜコットンを採用したんでしょうか・・・
それにはちゃんとした理由がありました。

従来のウール素材だと、汗の吸収率や、肌触りがあまり良くなく、生地自体が硬いのでスポーツをする際に動きにくかったようです。
そこで、汗の吸収率伸縮性肌触りに優れているコットン素材を採用するに至りました!

名前の意味

スウェットの由来は英語の【Sweat()】という意味から来ており、汗をよく吸収するように開発された素材や服の事を指します。
日本ではスウェットトレーナーと呼び親しまれていますが、
アメリカではスウェットシャツと呼ばれています!

ちなみに、”トレーナー“と、”スウェット“は呼び名は違えど、同じ服を指し、
スポーツコーチをしているトレーナースウェットを着ていたことから、
日本では【トレーナー】と呼ばれるようになりました(^^)
あくまでスウェットトレーナーと呼ぶのは日本だけで、
アメリカ
では”スポーツコーチ“や”動物の調教師“などを意味し
イギリスでは”スニーカー”を意味するようです。

まだある、汗が由来となった衣服。

汗を吸収することが名前の由来になったスウェットですが、
汗をかかせることが名前の由来となった服も存在しました・・・!
それはセーターです。
セーターは英語で【Sweater】と表記し、元々アメフト選手が汗をかいて減量するために使われていたことが由来となっています。

スウェット=グレーが定着した理由。

スウェット=グレーというイメージがなんとなくありますよね。
僕も実際にグレーのイメージがありました(^^)
グレーのイメージが定着した背景にはある歴史と繋がりがあると言われています。

もともと保温性が必要とされる洋服は、ウールをはじめとする獣毛が使われことが多かったそうで、
獣毛を使用して出来上がった洋服の色は、獣毛由来のグレーでした。
そして時代が進んでいき、織り機の発達などにより、安くて大量に生産できる植物素材のコットンが洋服に使われるように。
コットンの洋服を作る際、今までの獣毛で出来上がった洋服の色合いや、質感を参考に作られていき、
その結果、現在のスウェット=グレーに繋がっていると言われています。

この物語を見るとグレーのイメージが定着したのもうなずけますね(^^)/

 

最後にnakotaで取り扱っているスウェットをご紹介致します!

nakotaで取り扱っているスウェット

1.GOHEMP パックサッククルー メッシュポケットヘンプスウェット

ヘンプとコットンを混紡したスウェット。
ヘンプにコットンを混紡することにより、ヘンプの弱点”ごわつき”を解消。
ヘンプの特徴である【抗菌性・消臭性・吸湿性・耐水性】が長いシーズン愛されている理由です。
裏起毛仕様で肌あたりもよく、起毛部分に空気がたまるので保温性◎

両サイドにあるメッシュポケットは環境に配慮された天然素材を使用。
ドローコードが付いているので、きゅっと絞り、中身が飛び出るのを防げます。

GOHEMP
パックサッククルー メッシュポケットヘンプスウェット ¥14,080-


楽天市場店Yahoo!店
auPAY

2.nakota プリントクルーネックスウェット

12.0オンスのヘビーウェイトで、シャープできれいなシルエットが特徴的。
サイドにはリブを施しておりますので、動きやすく横縮みを軽減させています。
裏はフリース素材なので保温性にも優れており、普段使いはもちろん、
アウトドア時にも幅広いシーズンで着ていただきたいスウェットに仕上げております。

デザインは普段使いしやすいシンプル仕様。
フロントのプリント「Better late than never」は英語のことわざで「遅れてもしないよりマシだ。」という意味です。
着たら行動力が上がりそうですね(^^)/

nakota
プリントクルーネックスウェット ¥4,400-


楽天市場店Yahoo!店
auPAY

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今でこそ着心地の良いスウェットが、昔はウール製の着心地があまり良くないスポーツウェアだったことに僕自身驚きました。
さっと着るだけで様になるスウェットをいつもの1着として用意しておいても良いかもしれませんね(^^)/

「こんなブログが見たい!」や「もっとこんなことを知りたい!」などありましたらコメントくださいませ!一生懸命調べてまいりますので!

ではまた次の記事でお会いしましょう!(^^)

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