おはようございます。
nakotaの本並です。
先日映画も公開された【52ヘルツのクジラたち】
映画公前から小説を読んでいたのですが、昨日読み終わりました。
52ヘルツのクジラたち
あらすじ
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会い、新たな魂の物語が生まれる――。
そもそも52ヘルツのクジラは
他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で1頭だけのクジラのこと。
世界で最も孤独なクジラと言われています。
あらすじに登場する二人の人物、貴瑚とムシと呼ばれる少年。
その二人以外にも沢山の人物が登場するのですが、
登場する全員の行動や考えにどこかしら共感できるのが、小説であっても世界観にぐっとのめり込める良さなのではと、感じました。
映画の主題歌は今や有名なバンド
終始明るい曲調が印象的なこの曲。
あらすじを見ると、重く暗いバラードな曲調が合うのでは?感じる方も多いと思います。
52ヘルツのくじらたちを最後まで読んだ・見た人だと、なんで明るい曲調なのかなんとなく分かるのではないでしょうか。
【石原慎也 vo(Saucy Dog) コメント】
僕自身、心から信頼する事がどうも苦手で
「どうせ裏切られるかもしれない」
「本来の自分を見てくれる人はいるのか?」
と思いながらややこしく生きているんですが、そんな自分を1人の人間として見てくれる人が実は沢山いて、ちゃんと怒ってくれたり、心配してくれたり。
そんな人を「信頼したい」という思いから作りました。
最後のサビの「例えば君がペテン師でも君を信じて後悔したい」というのはそこから来ている僕の感情そのものです。引用:Saucy Dog、新曲“この長い旅の中で”を映画『52ヘルツのクジラたち』主題歌に書き下ろし
最後に
小説でうるうるとすることはあまりないのですが、所どころに散りばめられた感動のポイント。
どこか他人ごとで読むことができない物語。
読み終わると少しでも心が優しくなる。
そんな小説でした。
何かお勧めの小説があれば教えてください。
ではまた次回のブログでお会いしましょう!