「キャップのいきつくところ」
冬被る帽子ってどんなものがあるだろう?
帽子を販売する立場として、そんなワードを検索するのもどうなのかと迷いましたが、 Googleで「冬 帽子」と入力してみました。
今年多く見られるのはフライトキャップ。他にはニット帽やフェルト素材のキャスケットなどもありますね。
驚いたことに、5枚目の画像にはnakotaの写真が掲載されていました。
うん、いかにも秋冬ってイメージ、これを書いている僕は半袖を着ていて、 もうあと2か月で今年が終わるなんて信じられない。
でも、nakotaの帽子らしく毎日、そして永く飽きずに被れるような帽子が、秋冬のメインになってもいいんじゃないだろうか?
そんな考えを基に、約10年前に製作し、好評のうえ一気に完売したキャップがありました。
その後、何とも言えない私の怠慢と、 おそらくは無意識の「パーフェクトなタイミングを待とう」思考により、 なぜか再販が宙ぶらりんのまま。
時は流れ、その「パーフェクトなタイミング」は如何にも抽象的で、 ようやく、「今がそのタイミングだ」と気付き、ようやくリバイバルの運びとなりました。
nakota Reversible Umpire Cap
4620円
BLACK, NAVY, CAMEL, KHAKI
L size : XL size
片面をボア、片面を綿40%ナイロン60%で仕上げたリバーシブルキャップです。
ご存じの方も多いと思いますが、僕はキャップのツバ裏や見えない裏地の部分などをとても大切にしていて、nakotaの別のキャップでもツバ裏に異素材を使ったり、汗止め素材の見た目で何度もサンプルを作り直してます。
ボア面を外にして被ると、秋冬のコーディネイトっぽく、シックなイメージ。
でも、実は見た目ほど暖かくないので秋晴れの暖かい日にピッタリだと思います。
逆に60/40綿を表にしてかぶると、裏地になったボアの肌触りがよく、とても暖かいキャップになります。
この、ちょうどボアと60/40の切り替え部分、これこそがこのキャップの見た目の気持ちの良いポイントなんです。
わかりますかね笑。
秋冬のキャップとして”ちょうどいい”。毎日被れるキャップの仕上がりになったと思います。
調節テープはゴム素材で伸縮性が高く、被り心地はリバーシブルキャップとは思えないほどの快適性。
なのでサイズ感は頭大きめの方でもフィットするかと思います。
女性や頭周りが小さめの方はLサイズ、普通サイズかそれより上の方は迷いなくXLサイズです。
ちなみに ボアを表にして被って欲しい、との想いでタグはボア部分に付けました。
被り心地はボアが裏なんですよね、こっちばかりで被るだろうな。
ボアか、60/40か、どっちで被るか決められない・・・。
nakota吉田