迷いながらも作り続けているワークキャップの話

※こちらはnewsページのバックナンバーです。

nakotaオリジナルの帽子は素材と【被りやすい】ということを
第一にしてオリジナルの帽子を製作しています。

定価も本当はもう少し上げないといけないのですが、
気の持ちようも含めて”気楽に”被って欲しいので、
出来る限りの安さで提供しています。
(たまに高いと云われますが。。。笑)

売れ筋の帽子などの提案も多く、
もうちょっと「商売」として一生懸命やらなくてはいけないのですが、
どうもダメです 。

今年の流行りのアイテムとか、損益分岐とか消化率かとかいつもいつも考えていたら、
デスクでのコーヒーが苦くなります。

出来るだけ定番で気楽に使える、
コンバースのオールスターみたいな帽子を常々意識しています。

以前、江口寿史さんの展覧会で
「ハイファッションにはほとんど興味が無い。
ちょっとダサいくらいの普段着っぽいほうが好き。」

って書いていて、描かれる女性たちのファッション
(チャンピオンとかディッキーズとか)がすごくお洒落なんだけど、
ちょっと普段着っぽいっていうことにとても共感しました。
(江口さんもうちの帽子被って頂いてるみたいです、ありがたい。)

被りやすいっていうのは、なにも着用感だけの話ではなくて、
シルエットのキレイさであったり、
全体のコーデのバランスとして崩れないってところが大事だと思ってます。

アンニュイな感じで被ってください。

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