今治市伊東豊雄建築ミュージアム

 

高知県と愛媛県にある県境、

四国カルストの中にある姫鶴荘に宿泊し

次の日は愛媛県 今治市 大三島にある「今治市伊東豊雄建築ミュージアム」へ。

 

今治市伊東豊雄建築ミュージアムは、伊東の作品を展示するスティールハットと、旧自邸を再生したシルバーハットの2棟で構成されるミュージアムです。

 

まずは、こちら。

↑シルバーハット

3.6m間隔のコンクリート柱に架け渡された梁に、ひし形フレームからなるアーチ状の屋根が載っています。図面の閲覧ができるスペースや、屋外ワークショップスペースからなります。

 

これが自邸で、ここに再築されたそうです。

実際に住まれていたことに驚きです。

さらに1986年に日本建築学会賞を受賞した、80年代の伊東さんの代表作だそうです。

中に入るとテラスが。

ここから見る景色が最高にきれいでした。

図面などが閲覧できる展示室も。

みんなさすが建築のお仕事してるだけに見入っていましたー。

ひし形の天井がめちゃめちゃかわいかったです!

上に上がるとこんなお部屋も!

 

 

 

そして外にも作品が。

サーペンタイン・パヴィリオン(2002)の模型。

手前が 多摩美術大学図書館  奥が ミキモト銀座。

 

 

 

そしていよいよ

伊東豊雄建築ミュージアム(スティールハット)

瀬戸内海をバックにこの異質な建物。

かなりかっこよかったです!

中では「新たなる船出」と題された展覧会が開催中です。

入り口からは、せんだいメディアテークでスタート。

模型や、建設中の写真などが紹介されています。

この建物が造られてからちょうど10年の今年、

仙台は大地震に襲われました。

この建物は今回の震災でも崩れることなく残り、世界を再び驚嘆させたそうです。

今この建物”せんだいメディアテーク”のワンフロアは

「3がつ11にちをわすれないセンター」として利用されてるそうです。

 

 

入り口から次の部屋には靴を脱いで入ります☆

海をイメージした青い壁と、

そこに浮かぶ島のような模型たち。

これらが360展開していて、斜めの壁に寄りかかって模型の内部とかを見ることができます。

クッションなどもあってのんびり座ったり寝転んだり

子供達も沢山いました。

伊東さん自身の言葉や、建築家たちの言葉も紹介されています。

何かを創り出すというのは簡単なことではなくて、面倒なことも沢山あって

でもそれによって毎日の暮らしがより過ごしやすいものになったり、

幸せなものになったりすると考えると、建築の仕事も奥が深くて素敵だなぁと感じました。

下の階は、光がたくさん入る木の壁景色も良く素敵な空間が広がっています。

アーカイブを閲覧できるパソコンや、トレヴィエハの建築模型があります。

 

 

壁に貼られているのは、世界中から集められた「みんなの家」のアイディアたち。

今回の地震を機に、「みんなの家」というテーマで世界中の人々に声をかけて

描いてもらった憩いの場のイメージ。

子供から大人まで様々なアイディアが並べられているそうです。

 

 

 

スティールハットは上にも登れたみたいで!

タカハシは見逃していて登ることが出来ませんでしたー泣

建築の美術館なんて今まで行ったこともなかったので

今回本当に楽しかったです。

 

これからもうひとつ美術館に行ってから 大三島を後にしました。

その美術館もまたご紹介させて頂きます!

 

景色が最高に素敵で、のんびりとした時間を過ごせました。

おすすめの場所です。

ぜひ行ってみて下さいね★

 

ではっ!

 

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