「気付く」という事。

昔は好き嫌いがなかったのに、いつしか好きが増え、そして嫌いがもっと増え、食わず嫌いも多くなった。
いつからだろう、好きより嫌いが多くなったのは。

久しぶりにカブトムシと遭遇した去年の夏。
子供の頃のカブトムシと言えば、昆虫界の絶対的人気を誇る王者だった訳で、クラスの友達に見せた日にはヒーローになれたあの夏。

あれから何年たったか分からないけど、突然の遭遇。
突然すぎた結果、ゴキブリと出会ったかの如く驚き触るのも少しビビる自分がそこにはいました。
あの頃少年だった僕はもういないのですね。
昔はわざわざ早起きして、木に登り木を蹴りながら(今したら怒られるかも)探していたカブトムシも大人になると苦手に変わっていたことに少しだけ寂しさが。


そういえば先日こんな事が。
あるお店でご飯を食べていると、隣のテーブルに小さい女の子とお母さんらしき人がいました。
女の子は色んな事に興味を持っている年頃らしく
「これはなんで？あれはなんで？」とお母さんに質問している中の1つの質問。

「優しいの反対ってなに～？？」

、、、、、冷たい？厳しい？冷酷？怒りっぽい？

僕が聞かれていたら答えは出せていません。
その子のお母さんがなんと答えたのかは分かりません。

もしかしたら子供の方が、実は大人なのかもしれません。

「気付き力」

大事なのは気付いて疑問に思い考える。という事だなと改めてあの女の子に気付かされました。


その女の子から1つ気付かされた事が。
想いというものは、相反する2つのものがあって成り立つものなのかもしれない。という事。

好きなことがあるから、嫌いなことがある。
知識が増えるから、また疑問も増える。

この帽子もきっとすごく良いねと言ってくれる方もいれば、えー全然だねと言う人もいるでしょう。



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もし1人でも良いと思ってくれる方がいるのであれば、その方に帽子と共に想いを届けたい。
そして届いた時のワクワク感を、一緒に味わいたいと思います！


「気付き力」

僕は気付ける人になりたいです。

いわさ